地震大国である日本では、いつどこで大きな地震が起きるかわかりません。
あなたの大切な家が、もし地震で倒壊してしまったら…?想像しただけでも恐ろしいですよね。
そんな時に役立つのが「耐震工事」です。
なぜ耐震工事が必要なのか
古い建物は耐震基準が低い:昭和56年以前に建てられた建物は、現在の耐震基準を満たしていない可能性が高く、地震に対して脆弱な構造であることが多いです。
地震による被害は甚大: 大地震が発生した場合、古い建物は倒壊するリスクが高く、人的・物的被害が大きくなる可能性があります。
生命を守る: 耐震工事を行うことで地震による倒壊リスクを大幅に軽減し、大切な家族の命を守ることができます。
耐震工事はいつ始めるべきか
耐震工事は、早ければ早いほど良いです。
特に築年数が古い建物や、地震が頻発する地域に住んでいる方は早めの検討をおすすめします。
耐震工事の流れ
耐震診断→補強する壁を探す→解体→金具や面材で補強し強度を上げる→仕上げ
上記のような流れで耐震工事を行なっていきます。実際の施工様子は順を追って記事にしていきます。
今回は耐震診断と解体の様子についてまとめていきます。
耐震診断とは
耐震診断とは、建物が地震に対してどれくらいの強度を持っているのかを調査し、評価することです。
いわば、建物の「健康診断」のようなもので、診断の結果に基づいて必要な補強工事などを検討することができます。
耐震診断の方法
耐震診断には、大きく分けて以下の2つの方法があります。
1. 一般診断法
- 対象: 木造住宅
- 方法: 図面や現地の状況を基に、建物の構造を評価します。
- 特徴: 比較的短時間で、費用も抑えられます。
2. 精密診断法
- 対象: 木造住宅
- 方法: 一般診断法に加えて、壁を一部解体するなど、より詳細な調査を行います。
- 特徴: より正確な診断結果を得ることができますが、費用や時間がかかります。
耐震診断を受けるメリット
耐震診断を受けることで、以下のメリットが期待できます。
- 建物の状態を把握できる: 建物の現状を把握し、適切なメンテナンスを行うことができる。
- 地震に対する不安を解消できる: 耐震性を確認することで、地震に対する不安を解消できる。
解体の様子
写真は解体した様子です。
『耐震診断→補強する壁を探す』の工程が終わると施工する場所を解体していきます。
ここから、壁や柱、基礎などの補強をしていきます。
補強の様子は次回、記事にしていきます!
まとめ
耐震工事は決して安い買い物ではありませんが、あなたの大切な家族を守るためには欠かせない投資です。
地震が起きる前に是非一度、検討してみてはいかがでしょうか?
次回は耐震工事の様子を公開します。ぜひ読んでみてください!